2連覇を目指して練習を重ねる鳴門渦潮男子=同校

 バスケットボールの第70回全国高校選手権徳島県予選は21日に開幕し、男子27校、女子21校が11月3日までの5日間、県内4会場で熱戦を繰り広げる。男子は2年ぶりの全国切符へ意気込む第1シードの城東を軸に前回優勝の鳴門渦潮、城南、海部の各シード校が絡む構図。女子は富岡東と城北の2強に城南が割って入る争いが予想される。

 ◎男子

 城東はインターハイ出場メンバーが多く残り攻守で総合力が高い。フォワードの東谷主将がリング下を支配し萩原、四宮のガード2人と多彩な攻撃を仕掛ける。身長186センチの久米、175センチの江角はシュート力がある。選手層の厚さでも他校をリードする。

 対抗馬は第4シードの鳴門渦潮。フォワード森は185センチ、センター赤葉は189センチと体格で城東を上回る。ガードの井上主将が起点となって高さを生かした攻撃を仕掛ける。城東との対戦が予想される準決勝が正念場となる。

 第2シードの城南は突出した選手はいないが、チーム力を武器に初優勝を狙う。フォワード津田が得点力を発揮できるかが鍵となる。海部はガード田島とフォワード小島が得点源。リバウンドに強い久田と多田主将らのゲームメークで9年ぶりの頂点を目指す。

 ◎女子

 5連覇に挑む富岡東は厳しいディフェンスからの速攻が持ち味。得点源は精度の高い3点シュートが武器の小野。全国大会経験者全員が残るが、ライバル校より高さでは劣る。三笠と林弥主将のガード2枚がしっかりと守り、失点を抑えたい。

 第2シードの城北は身長172センチの大喜田、174センチの大寺の両センターが攻撃の核。大喜田はポストプレーも得意でリング下を支配する。力を入れてきたチームディフェンスが機能するかどうかが5年ぶりのタイトル奪還の鍵となりそうだ。

 2強に割って入る力を持つのが初優勝を目指す第3シードの城南。チーム唯一の3年生でガードの四宮知を中心にスピードと高さ、いずれもバランスよくまとまっている。城北との対戦が予想される準決勝がヤマ場となる。第4シードの鳴門は3年生エース立本の踏ん張りに期待したい。