全日本実業団女子駅伝予選会に向けて調整を重ねる伊藤(左端)ら大塚製薬陸上部員=鳴門市内

 第37回全日本実業団対抗女子駅伝の予選会が22日、福岡県宗像市の宗像ユリックスを発着点とする6区間(42・195キロ)で行われる。29チームが出場し、上位14チームに本大会への出場権が与えられる。2年連続17位の大塚製薬は予選突破の14位内を最大の目標に掲げている。

 参加チーム数は3年前に予選が一本化されて以降、最多となった。戦力の充実が著しい上位の数チームを除けば混戦状態。本戦切符獲得を巡って激戦が予想される。大塚製薬は昨年、1区の出遅れが響き、14位のチームに40秒差をつけられた。今年は前回に最長5区を走った岡田が故障で欠場。戦力ダウンは否めず、順位アップには若手の奮起が欠かせない。

 1区の福良は、区間27位に沈んだ前回の雪辱に燃える。9月にあった全日本実業団対抗選手権のジュニア3000メートルで7位に入るなど調子は上々だ。2区は20歳の前畑、4区は新人で18歳の秋山。スピード勝負の区間で好位置キープを狙う。

 前回から距離が400メートル延びて最長区間となった3区には、リオデジャネイロ五輪マラソン代表の伊藤を5年連続で投入。各チームのエース級がそろう中、ベテランらしさを発揮し順位アップを図る。

 5区は1万メートル32分43秒87の自己ベストを持つ井上。最終6区は7月のホクレン中長距離チャレンジ大会の女子3000メートルで9位に入った川内。ともに安定感があり、大崩れはなさそうだ。

 河野監督は「タイムよりも順位。4区を終えて10位前後のレース展開なら予選突破も可能だ。6人全員がトレーニングの成果を出すことが大事」と話している。

 11月26日の全日本女子実業団対抗駅伝には予選の14位内と、昨年入賞の8チームを合わせた22チームが出場。宮城県の松島町から仙台市陸上競技場までの42・195キロで争われる。