水戸戦に向けて練習に取り組む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは28日午後2時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで水戸ホーリーホックと対戦する。昇格プレーオフ圏の6位をキープする徳島だが、7位松本とは勝ち点61で並び、8位大分とも1差しかない。「欲しいのは内容より勝ち点3」と、イレブンは必勝に向けて闘志を燃やす。

 1-1に終わった前節熊本戦は序盤からボールを支配し、大きなピンチは1、2回しかなかった。その1本を決められ、岩尾主将は「防げた失点だった」と対応の甘さを認めた。同点に追いついてからは軸足を守備寄りに変えた熊本を最後まで攻略できなかった。

 昇格を争う3位長崎と4位名古屋は引き分けた。ここで差を詰めたかったが、徳島が上積みした勝ち点も1どまり。岩尾主将は「泥臭い勝ち方でも、とにかく勝ち点3を取りたい」と、勝利を渇望するチームの心境を代弁する。

 今週の練習ではペナルティーエリア内での攻守両面の動きを再確認した。少ないピンチで簡単に失点せず、相手ゴール前で確実に得点を奪う。この2点について、さまざまな場面を想定した実戦練習で改善を図った。

 水戸とは5月の6連戦の最中に対戦。先制して流れを握ったが、暑さと疲労から終盤に同点とされた。俊足FW前田など警戒すべき選手も多いが、徳島は攻撃重視のスタイルを貫く構え。DF井筒は「ボールを保持して攻める時間帯が長ければ、相手FW陣を押し下げることができる」と指摘する。

 「内容より結果」と口をそろえるイレブン。残り2試合となったホームのサポーターのためにも全力プレーを誓う。