【上】NPB入りに向けた決意を語る徳島インディゴソックスの伊藤翔(右)。左は大蔵=松山市の国際ホテル松山【下】ベストナインに選ばれた徳島インディゴソックスの(左から)瀬口、小林、垂井

【上】NPB入りに向けた決意を語る徳島インディゴソックスの伊藤翔(右)。左は大蔵=松山市の国際ホテル松山【下】ベストナインに選ばれた徳島インディゴソックスの(左から)瀬口、小林、垂井

 タイトル獲得選手らを表彰する四国アイランドリーグplus(IL)の2017年度アワードが1日、松山市の国際ホテル松山であり、年間最優秀選手(MVP)に徳島インディゴソックスの伊藤翔投手(18)が選ばれた。徳島からの年間MVP選出は3年ぶり4人目。ベストナインには伊藤をはじめ徳島から4人が入った。

 四国ILの球団関係者ら約150人が出席した。伊藤は高卒新人ながら8勝(2位)、防御率2・18(3位)、97奪三振(2位)をマーク。ポストシーズンでも3勝し、3年ぶりの独立リーグ日本一に貢献したことが評価され、史上最年少での受賞となった。

 ベストナインには伊藤のほかに垂井佑樹捕手(25)、瀬口拓也内野手(23)、小林義弘外野手(23)が選ばれた。伊藤には人気野球漫画にちなんで観客を魅了した選手に贈られる「年間グラゼニ賞」も贈られた。

 ベストナインは次の通り。

 投手 伊藤翔(徳島)▽捕手 垂井佑樹(徳島)▽一塁手 クリス(香川)▽二塁手 四ツ谷良輔(愛媛)▽三塁手 ザック・コルビー(高知)▽遊撃手 瀬口拓也(徳島)▽外野手 古川敬也(愛媛)岡村瑞希(香川)安藤優作(高知)▽指名打者 小林義弘(徳島)