高校駅伝の第68回男子、第29回女子全国大会徳島県予選が5日、鳴門大塚スポーツパーク周回コース(男子=7区間42・195キロ、女子=5区間21・0975キロ)で行われる。8校が争う男子は、2連覇を狙うつるぎと2年ぶりの優勝を目指す徳島科技が競る。9校が出場する女子は鳴門の6連覇が濃厚だ。男女の優勝校が全国大会(12月24日・京都市)に出場。男子の上位4校、女子の上位3校が四国高校駅伝(11月19日・同コース)の出場権を獲得する。


 ◆男子◆ 徳島科技・つるぎ2強

 徳島科技は2月の新人大会優勝メンバーを中心に、5000メートル14分52秒43の1年、河野が加わり戦力が増した。15分台前半の小東、盛友とともに長距離区間で主導権を握れるか。選手の多くが10月の記録会で自己新を更新するなど好調をキープ。中長距離メインの大平主将らが力を発揮すれば、2年ぶりの頂点が見えてくる。

 つるぎは前回大会で区間賞を獲得した4人が残り総合力は高い。1区はチームのエースに成長した2年の宮本か。5000メートル県ランキング5位の永本と片岡も長距離区間の起用が予想される。同ランキング6位の北原や3000メートル県ランキング8位の松浦も直近の大会で好タイムをマークしていて調子は上々だ。

 鳴門は5000メートル県ランキング1位の橋本主将と3位の井内の出来が浮沈の鍵を握る。1区や3区などで、ライバルチームにできるだけタイム差をつけたい。その上で同ランキング10位の2年の伊藤らがどこまで粘れるかがポイントとなりそうだ。


 ◆女子◆ 鳴門選手 層厚く優位

 鳴門は選手層の厚さで他校を圧倒する。最長1区は前回優勝メンバーで、今夏の全国総体1500メートルにも出場した飯田が起用されそうだ。豊富なレース経験を生かしチームに流れを呼び込みたい。1500メートル県ランキング上位の船田と吉田、3000メートル県ランキング7位の大磯ら力のある選手がそろい死角はない。

 2月の新人大会で準優勝した富岡東は、序盤でリードを奪い逃げ切る展開に持ち込めるか。1区で出場が予想される1年の小林は、1500メートルと3000メートルの県ランキング1位。しっかり「貯金」をつくり後続につなぎたい。短い区間で力を発揮する溝内や荒川が粘りを見せれば面白い。

 3番手以降は駒不足もあり、トップ争いは難しそう。とはいえ、つるぎには3000メートル県ランキング2位の西谷、徳島北には3位の瀬尾がおり、好調を維持。長距離区間での激しいつばぜり合いが予想される。