金曜ナイトドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』主人公・一ノ瀬ひかり(岡田結実)の前に現れた妖精のおじさん(遠藤憲一)。この笑顔に癒やされる(C)テレビ朝日

 タレントの岡田結実が主演するテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』(11日スタート、毎週金曜 後11:15~深0:15※一部地域で放送時間が異なる)。本作で“妖精のおじさん”を演じるのは、俳優の遠藤憲一。本人曰く、「油断をするとヤクザか刑事になってしまう」見た目で、“妖精”って…ギャップ狙いすぎ、と思っていたが、第1話を見終わってふと、思いついたことばが「TGIF!」。すっかり、おじさんのとりこになっていた。

【写真】見えていないものとする芝居も大変

 TGIFは、「Thank God It's Friday」の頭文字で「今日は金曜日で良かった!」の意味。ドラマは、就職した途端、超過酷ロケで有名なバラエティー番組に配属されたポンコツな新人AD・一ノ瀬ひかり(岡田)の前に、「妖精」を名乗る等身大のおじさん(遠藤)が現れ、ちょっとした奇跡を起こしていく、珍妙なお仕事ドラマ。

 演じるのはやはり大変。7日に行われた制作発表会見で遠藤は「現代モノの連ドラに出演する時は、あり得なさそうなキャラをあり得そうに演じることが好きなんですが、今度はまったくあり得ない役になってしまいました」と苦笑。オリジナル作品のため、今回の妖精役にモデルはなく、「妖精というと、かわいい男の子か女の子が真っ白い服を着ているようなイメージですが、この強面でスーツを着て出てきます。油断をするとヤクザか刑事になってしまうので難しいです」と話していた。

 しかも、妖精のおじさんは、いつも笑顔。そんなに笑顔を作らなくても…と、思うくらい笑顔。「テンションは高いし、動きもいつも以上にオーバーですし、かなりデフォルメして演じています」。

 立っている時は手を後ろに組んでいるのだが、そんな立ち姿もキュートに見えて、やがて、この笑顔が見られるなら、冬の寒さも、年度末の忙しさも、その他いろいろ、すべてのことを乗り越えられる、そんな気がしてくる。

 妖精のおじさんが見えるのはひかりだけ、ほかの人々には見えていないという設定のため、「面白いことを振っても、誰も反応してくれなくて孤独」と遠藤。ひかりが配属された番組のディレクター・千葉迅を演じる城田優は「遠藤さんが面白い動きをしたり、変なアドリブを仕掛けてきても見えていない設定だから、笑わないようにするのに必死」と、共演者も大変だ。

 ほかに、ザッツ業界人な見た目や言葉づかいでノリも軽いが、サラリーマン気質という残念なプロデューサー・泉雅也役の田辺誠一。「こんなお局、いるいる!」的な通称・ババアのお局AP(アシスタントプロデューサー)・馬場桃花役の青木さやか。なぜかウィスパーボイスで、あれやこれや指示を出し、自分は何もしない理不尽なチーフADの出渕輝彦、通称・デブチーフ役の小手伸也。働き方改革を盾にゆるーく働く今どきの若者AD・九条隼人役の戸塚純貴。いずれも絶妙なキャスティングで、ちょっとムカつくけど憎めないキャラクターを作り出している。

■第1話ストーリー

 恋に破れ、働き口も無くし、人生崖っぷちの一ノ瀬ひかり(岡田)が就職したのは、制作会社『テレドリーム』。超過酷ロケで有名なバラエティー番組『限界MAX★あなたも私もヤッテミー!!』に配属されたひかりは、裸足に革靴の適当プロデューサー・泉雅也(田辺)の雑な指示で、さっそくロケ現場へ。

 しかしそこには、理不尽すぎるデブチーフADの出渕輝彦(小手)、働き方改革を盾にするイマドキADの九条隼人(戸塚)、通称ババアのお局APの馬場桃花(青木)、そしてやり手だが“超クソ男”の番組ディレクター・千葉迅(城田)といった、ヤバすぎる面々と出逢いがあった…。

 無理難題ばかり押し付けられ、一生懸命頑張っても怒られるばかり。「もう辞めてやる!」とトイレの個室に泣きながら駆け込むと、「おじさんが慰めてあげようか?」という声が。おそるおそる振り向くと、便器に座って微笑むおじさん(遠藤憲一)の姿が…。 「え、変態!?」「ストーカー!?」と絶叫するひかりに、おじさんは自らを「妖精」と名乗る。

 その日から、ひかりにしか見えないらしき“妖精おじさん”は、会社でもプライベートでも四六時中そばにぴったりと張り付き、何かにつけて横から愚痴や文句を挟んでくるようになる。そして、言いたいことも言えず、何事も笑ってやり過ごすひかりに「うれしくないのに、なんで笑ってるの? ムカついたんじゃないの?」と言い放ち…。


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