パリの凱旋門近くで、警官隊が放水する中、デモを行う黄色いベスト運動の参加者ら=12日(ロイター=共同)

 12日、パリの凱旋門前で警戒する警官と、黄色いベスト運動のデモ参加者ら(共同)

 【パリ共同】フランスでマクロン政権に抗議する黄色いベスト運動の一斉デモが12日、9週連続で行われ、パリでは再び凱旋門周辺で警官隊と衝突した。政府は暴力行為の深刻化を懸念し、全国で警官・憲兵計約8万人、うちパリで約5千人を動員して警戒を強化した。

 前週5日のデモには全国で約5万人が参加し、年末の休暇時期で縮小していた規模が再び拡大した。内務省によると12日午後2時(日本時間午後10時)時点の参加者は全国で約3万2千人、うちパリは約8千人。

 パリでは同日午前、経済・財務省前に参加者が集結。平穏にデモ行進が行われたが、凱旋門に到着後に荒れ始めた。