徳島市
未来をはぐくむプロファイル
徳島市
徳島市子ども・子育て支援事業計画
平成27年度から平成31年度までの5か年を計画期間とする「徳島市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、すべての子どもが等しく質の高い幼児期の教育・保育を受けられる環境整備や、妊娠・出産期から学童期まで切れ目のない子ども・子育て支援の充実などに、総合的に取り組んでいます。
基本理念
1.質の高い教育・保育の提供
2.保育の量的拡大・確保
3.地域の子ども・子育て支援の充実
施策の柱
総合的な子ども・子育て支援の推進
◎子ども・子育て支援に係る体制強化
◎子育てに伴う経済的負担の軽減
◎子育てと仕事や社会活動の両立支援
質の高い教育・保育の提供・拡充
◎就学前における教育・保育環境の充実
◎教育・保育に関わる職員の資質向上
◎小学校への円滑な接続の支援
身近な地域における子ども・子育て支援の充実
◎子育てに関する相談・支援体制の充実
◎不定期な保育サービスの拡充
◎妊娠・出産期における切れ目のない支援
◎母と子の健康確保
◎きめ細かな支援を要する家庭への対応
子どもや子育てにやさしいまちづくりの推進
◎安心・安全な遊び場所の整備
◎防犯・交通安全対策の推進
鮎喰児童館
自由にみんなで遊ぶ場所 鮎喰児童館
現在、市内には20館の児童館があります。それぞれの児童館では特色を生かした子育て支援が行われ、子どもたちが遊びを通して健全な身体を育むとともに、異年齢児間の交流等により、主体性・社会性等を育む場として、地域における子どもたちの健全育成の拠点となっています。
今回、取材に訪れたのは1983年以来、地域で長く親しまれている鮎喰児童館です。子育て家庭に対する支援の場、身近な地域の仲間づくりや親子が地域ぐるみで交流できる場として、子育てカウンセリングや絵本の読み聞かせ、手話教室など多彩なメニューが用意されており、たくさんの地域の親子が利用しています。

ここ鮎喰児童館の特徴を館長の弘瀬さんは「外遊び」と言います。「いろいろプログラムを考えてはいますが、最後には子どもたちは、これが終わったら遊んでいいと?聞いてきます。本来、子どもたちにとって遊びは自主的なものです。だから自由に来て自由に園庭や館内で遊ぶことができるように心がけています」と弘瀬さん。
この日はボランティアの三木スズエさんによる「親子で遊ぼうわらべうた」が行われました。「おはなしのろうそくをともしましょう」と三木さんの優しい声が聞こえると、いままで騒いでいた子どもたちが三木さんの前に集まり、みんなが静かに耳を澄ますと、絵本の読み聞かせが始まります。そしてその後みんなで手をつないで「かたつむり」や「どんどんばし」を歌いました。

三木さんは10年以上前からボランティアとして月3回、おはなし会や、わらべうたを通して子どもたちと保護者のみなさんとふれ合っています。長くボランティアを続けられている理由を尋ねると「子どもたちの元気な笑顔に会えるのはもちろんですが、最近では親子で自然の中で季節の歌を一緒に歌うことが少なくなってきています。たとえば、ほたるこいを歌っても、そのほたるを見たことがない子がいたり、お母さんに聞いても、おばあちゃんが歌っていた気がするというくらいです。このままでは昔から歌い継がれてきた大切な童謡やわらべうたが途切れてしまう、だから、子どもたちに伝えていきたい、続けていきたいと思っています」
また、この日はこのプログラムの最後にトクシィも特別にやって来るということで、近くの加茂名保育所の園児もやってきて、たくさんの子どもたちと保護者のみなさんの歓声が館内に響きました。

徳島市では・・・
徳島市では、市民一人ひとりが子育てを支援していくことを通じて、地域の人と人とのつながりを再生し、だれもが安心して子どもを生み、育て、子育てに伴う誇りと喜びを共有することのできるまちづくりを推進しています。
「子育て応援・支援団」の団員を募集しています。
ボランティアで子育てを応援・支援する活動を行う「子育て応援・支援団」の団員を募集しています。
[対象]保育士や保健師、栄養士などの資格を持つ人、または子育て経験者。
[活動内容]徳島市の子育てサークルや児童館などが開催する「子どもの遊びやしつけ、健康指導(絵本の読み聞かせや調理実習)」などを目的とした各種子育て支援事業へのボランティアとしての参加。
[申し込み方法]電話またはファクスで、住所、名前、電話番号、子育て応援・支援団への登録を希望する旨を「子ども施設課」までお寄せ下さい。
電話 088-621-5191
ファクス 088-621-5036