息の合った連携で力強く書き上げた徳島商業書道部員
徳島商業の作品。夢を追い続ける情熱を筆に込めた
ダンスや手拍子も交えた華やかなパフォーマンスを披露した鳴門書道部
鳴門の作品。自分たちの成長を蝶の姿に重ねて表現した

 新春に合わせて、音楽に乗せて大筆でダイナミックに文字を書く「書道パフォーマンス」が、藍住町のゆめタウン徳島で行われた。徳島商業高と鳴門高の書道部員たちが、映画「書道ガールズ!」さながらに、約200人の観客を前に明るく希望に満ちた作品を仕上げた。

 徳島商業の15人は、新春らしい紅白のはかまに身を包んで登場。「初志貫徹」をテーマに、縦2・8メートル、横5メートルの紙いっぱいに、夢を追い求める決意を書き上げた。2年の中平葵衣部長(17)は「1年の始まりに、若い力を感じてもらいたかった」と話した。

 大きな紙に複数のメンバーが協力しながら書くパフォーマンスは、それぞれの立ち位置や書き手の連携にも気を配る必要がある。完成した作品を前に、中平部長は「慣れないうちは衝突することも多かったけど、今は部員の団結がより深まったかな。うまく書けた」と笑顔を見せた。

 鳴門の16人は「蝶」がテーマ。同じ大きさの紙に、霧吹きで緑や青の色水を吹き付けたり朱の墨を使ったりしながら、色鮮やかな作品を仕上げた。文字を書くだけでなく、手拍子やダンスも交えた楽しいステージに、観客から大きな拍手が送られた。

 書道を通じた成長を筆に託し、夢に向かって羽ばたく姿を表現した。2年の新居奈々花部長(16)は「まだまだ改善点はあるけど、笑顔で楽しいパフォーマンスを心掛けた。観客の皆さんの一年が幸せなものになればうれしい」と話した。