全国の高速道路や国道の13区間で昨年12月から大雪時のタイヤチェーン装着が義務付けられた。徳島県内に対象区間はないものの、事故防止への備えはしておきたい。適切なチェーンの選び方や装着方法について、カー用品店「ジェームス三軒屋店」(徳島市三軒屋町外)の椋本大介店長(36)に聞いた。

 チェーンは金属製や樹脂製、ゴム製があり、価格は1セット(2本入り)1、2万円台が中心。椋本店長は「金属製に比べると割高だが、振動や騒音が少なく、乗り心地が良い樹脂製がお勧め」と言う。

 タイヤ幅や扁平率、ホイール径に合うサイズを選ぶことが大事。これらのサイズはタイヤの側部に数字とアルファベットで示されている。

 チェーンは左右の駆動輪に取り付ける。駆動輪が前輪なのか後輪なのかは車の説明書などで確認できる。装着方法は、主に駐停車したまま装着できるタイプと、装着中にタイヤを動かす必要があるタイプがある。

 駐停車したまま装着できるタイプは▽チェーンをタイヤの奥側の側面に回し=写真<1>▽下から両はじを持ち上げて両はじを接続=同<2>▽外側のフックを締め付ける=同<3>。

 タイヤを動かすタイプは▽ワイヤを緩め、タイヤ上部にチェーンの一部をかぶせる=同<4>▽タイヤを半回転させ、残りの部分をかぶせる=同<5>▽ワイヤを締める=同<6>。

 チェーン以外にも、手軽に取り付けられる布製のカバーがある。

 いずれも商品によって取り付け方法が多少異なるが、何度か試着するなどして慣れれば、1本当たり1~2分で装着できるようになるという。自宅駐車場やチェーン着脱場など安全な場所で着脱し、路上などは避ける。

 椋本店長は「道路に雪が積もっていたり、路面が凍っていたりする場合は、おっくうがらずに装着してほしい」と呼び掛けている。