徳島ヴォルディスは5日、MF小西雄大(19)がスペイン4部リーグ所属のラージョ・バジェカーノBの練習に参加することを発表した。期間は6日から24日まで。
小西は阿波市出身。ガンバ大阪ユースを経て徳島に加入した。高卒1年目の今季、リーグ戦13試合に出場。リーグ戦終盤にも起用され、中盤での落ち着いたボールさばきや積極的な攻撃参加などを見せた。
小西は「なかなか出来ない機会だと思いますし、これからの自分にとってとてもポジティブなことだと思うのでチャンスと捉えてしっかり自分のやれることを頑張りたいと思います。そしてどれだけ違うのか、行って肌で感じたいと思います」と楽しみにしている様子。さらに、「今年チームで取り組んできたことや、これまで自分が積み上げてきたことはできると思いますし、そこを磨きつつ、いろいろな面で成長出来たらと思います」とコメントを寄せた。
徳島ヴォルティスの岡田強化部長は「個人の成長がクラブ、チームの成長につながるというクラブの方針の中で若い選手が海外研修を積んでさらに成長することは本人だけでなく、クラブ、チームのためになると思います」と期待した。