徳島発のコミックバンド「四星球」が、鳴門市の鳴門教育大学講堂で結成15周年記念ライブを開いた。メンバー4人のうち3人は同大の卒業生。「母校」凱旋(がいせん)に、県内外から大勢のファンが詰め掛けた。

大学在学中に作られた「我ら吉野川同盟」で幕開け。会場の熱気が一気に高まると、北島康雄(ボーカル)は「来てくれて本当にうれしい。今日は鳴門教育大学の四星球としてやります!」と声を張り上げ、熱唱した。

ステージは終始、コミックバンドらしい展開で進んだ。出演中に突然記憶を失ったまさやん(ギター)の記憶を呼び戻す演出で、15年間を振り返った。メンバーが演じる回想シーンでは、同大に入学したまさやんが北島とU太(ベース)に出会い、加入するまでを再現した。

記憶が戻り、代表曲「クラーク博士と僕」のギター演奏が始まると、割れるような拍手が起こって最高潮に。吉野川下りの経験から生まれた「豪華客船ドロ船号」で、3時間以上に及ぶ濃厚なライブを締めくくった。

終演後のメンバーは「15周年にふさわしい、ぎゅっと締まったライブができた」と満足そう。U太は「来年はメジャーデビュー2年目。面白いことをいっぱい考えているので楽しみにして」と話した。