いじめ子供サミットに向け、発表準備を進める生徒会本部役員=徳島県吉野川市川島町の市立川島中学校

 全国の小中学生がいじめ防止について話し合う「全国いじめ問題子供サミット」(文部科学省主催)に、徳島県吉野川市川島町の市立川島中学校の生徒が、前年度に続いて県代表として参加する。同じ中学校から2年続けて参加するのは県内で初めて。

 サミットは26日に文科省である。いじめの未然防止や継続的な人権学習など、児童生徒が主体となった取り組みを各校が発表。グループ討議もあり、いじめ問題について意見を交わす。

 市立川島中の生徒会本部役員は本年度、いじめ防止の意思を示す缶バッジを製作した。「友情」が花言葉のアイビーの葉を描いており、趣旨に賛同した生徒に配っている。

 文化祭で1時間半の人権劇を演じたり、地元の高校生と人権集会で交流したりと精力的に活動。「宿題を必ず出す」といった継続可能な目標を学期ごとに設定し、生徒自身の成長につなげてきた。

 発表に向け、生徒会本部役員の1、2年生7人が中心となって準備を進めている。生徒会長の渡部大地さん(14)、大塚將輝さん(14)=いずれも2年=は「サミットで学んだことを広め、いじめをなくしたい。みんなが楽しく通える学校にしたい」と話した。

 サミットは2014年度に始まり、今年で5回目。県内からは市立川島中のほか、三島中(美馬市)と加茂名南小(徳島市)の児童生徒が参加する。前回は全国から約150人が集まった。