前回は7位で5年連続入賞を果たしたが、目標の6位には25秒届かなかった。今大会はチームのけん引役だった中学生が高校生となり、一般区間が充実。順位を死守した上で巻き返しを狙う。
男子のうち、高校生は10人中6人が1年生。5000メートル14分台の河野凉、県高校駅伝3区5位の瀬部、前回大会優秀選手の仁木ら力のある選手がそろう。高校生区間で流れをつくり、手薄だったつなぎ区間でのタイム向上に期待がかかる。
一般は主将の水上、1万メートル31分5秒の上田が中心となる。大学生の橋本翔、6年ぶりのレース復帰となる行天らと共に、長距離区間での起用が想定され、安定感のある走りで若手の力を引き出す。
中学生は8人全員が初出場。前回からの戦力ダウンは否めないが、3000メートル9分30秒と力をつけている河野拓と石井が踏ん張れるか。
女子は大塚製薬陸上部の川内が大黒柱。四国駅伝で1区区間賞を獲得するなど調子は上々で、初のMVPを目指す。高校生は前回女子エース区間を制した酒井がけがで出走しない見込み。全国駅伝に出場する友江と四国駅伝で活躍した田中千が中学生を引っ張る。