17大会ぶりの初戦突破に挑む阿南工=同校

 ホッケーの第49回全国高校選抜大会は23日から5日間、男女各24校が参加して大阪府など近畿3府県で行われる。徳島県勢は3大会ぶり14度目の出場となる阿南工男子が24日の2回戦で小国(熊本)―石動(富山)の勝者と戦う。豊富な運動量と鋭いカウンターで2001年以来、17大会ぶりの初戦突破に挑む。

 3年生も出場できるよう、今大会から3カ月前倒しして12月開催となり、参加校は16校から8校増えた。阿南工は11月の四国地区予選で2位に入り、出場を決めた。

 2対1の数的優位を保ってボールを奪い、素早いサイドアタックに持ち込む戦術を敷く。司令塔の影平は攻撃の起点となり、前線にパスを供給。橋本ら3トップが相手GKの意表を突くシュートでゴールを量産する。DFは粘り強く守り、インターセプトでボールを奪う。フィールドの最後尾で統率する田中悠は1対1の強さとカバーリングが光る。GK多田はボールへの反応が速く、何度も窮地を救った。

 小国、石動の両校は全国制覇の経験がある強豪。阿南工としてはチーム一丸で守りを固め、失点を最小限に抑えたい。セットプレーなどで得た得点機を確実に生かし、ロースコアの展開に持ち込めば勝機は広がる。

 田中悠主将は「3年生にとっては最後の大会。しつこいディフェンスで相手を食い止めてリズムをつくる」と闘志を見せた。