トレース技能検定で入賞した徳島科学技術高の(左から)米田歩由さん、米田あゆみさん、中本さん=徳島市の同校

 設計図やデザイン画を正確に描き写す技術を認定する「トレース技能検定」(中央工学校生涯学習センター主催)で、2級合格者の徳島科学技術高校2年米田歩由さん(17)が第1席の「文部科学大臣賞」に選ばれた。また1級に合格した2年米田あゆみさん(17)が「全国検定振興機構理事長賞」(2席)、中本知汐さん(17)が「優秀賞」(4席)を受賞した。 

 トレース技能検定は建築、土木、デザイン画などの図面をトレーシングペーパーに正確に写す実技と筆記試験で評価する。1級から4級まであり、合格者のうち成績上位者を表彰する。2級は全国で1209人、1級は235人が受験。合格者は2級が966人、1級146人だった。

 徳島科技高建設技術類の生徒は授業でトレースを学び、希望者が昨年10月に試験を受けた。米田さんらは自宅でも過去問題を繰り返し解くなどして、試験に備えた。

 徳島科技高は1級4人、2級21人、3級25人が受験し、2級の2人を除いて合格した。こうした合格率の高さや合格者の成績などが評価され、学校として団体の部で優秀賞(3席)を受けた。

 米田歩由さんは「結果は自信になる。将来はものづくりに携わる仕事をしたい」。1級に合格した米田あゆみさんと中本さんも「受賞できるなんて信じられない」と話した。表彰式は2月8日に東京である。