水戸への完全移籍が決まった冨田㊧と木村

 徳島ヴォルティスは27日、DF冨田大介(40)とMF木村祐志(30)がJ2の水戸ホーリーホックへ完全移籍すると発表した。

 冨田は山口県出身。筑波大から2000年に水戸に入団。大宮、神戸などを経て15年に徳島に移籍した。今季は左足を痛めてリーグ戦への出場はなかったが、在籍中に通算37試合に出場し4得点を挙げている。

 クラブと地域のつながりを大切にし、「ヴォルティスを身近に感じるとともにテレビで感じることのできない臨場感を味わってほしい」と、毎年ホームの鳴門ポカリスエットスタジアムに「トミダイシート」を設けて子どもや家族を招待した。
 
 木村は東京都出身。J1の川崎フロンターレの下部クラブから2006年に川崎に入団。北九州や大分を経て15年から徳島でプレーし、リーグ戦通算75試合で8得点を挙げた。今年8月から熊本に期限付き移籍していた。

 2人はヴォルティスを通じてコメントを発表した。

 冨田 恋人と別れるような感覚です。それほどまでに、この3年間で徳島のことが大好きになってしまいました。風土、文化、街そして人。徳島をつくる全ての要素が僕に充実した日々を与えてくれました。熱気と活気に溢れた阿波踊りで、やり残した青春を取り戻すことができました。その大好きな街にある徳島ヴォルティスでプレーが出来たことを誇りに思います。在籍した3年間でJ1に復帰することができずとても悔しい気持ちでいっぱいですが、今年見せたヴォルティスのサッカーには、今までにない魅力と可能性を感じて頂けたと思います。これからさらに発展していく徳島ヴォルティスを、引き続き応援よろしくお願いいたします。このチームを通して出会えた皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。対戦相手として鳴門ポカリスエットスタジアムに戻って来て元気な姿を見せられるように、次のチームに行っても頑張ります。3年間、本当にありがとうございました。

 木村 2年半お世話になりました。チーム、選手、スタッフ、ファン、サポーター、徳島に関わる全ての方に感謝しかないです。ありがとうございました。