サッカーの第26回全日本高校女子選手権は30日、兵庫県洲本市の五色台運動公園などで開幕して1回戦が行われ、四国第1代表の鳴門渦潮は2-1で関東第6代表の花咲徳栄(埼玉)を下し、3大会ぶりに2回戦へ進出した。2連覇を目指す十文字(東京)は秀岳館(熊本)に3―2で逆転勝ちした。
鳴門渦潮は前半1分、MF岸田の前線へのパスをトップのFW新堀がゴール左隅に決めて先制。5分には左クロスに1年の岡が頭で合わせ貴重な追加点を奪った。後半は押し込まれる展開が続き、27分に右クロスからヘッドで1点を失ったが、山田、橋本らを中心に守備陣が体を張ってしのいだ。
今夏の全国高校総体を制した日ノ本学園(兵庫)は聖和学園(宮城)を0―0からのPK戦の末に下した。2大会ぶりの優勝を狙う藤枝順心(静岡)は専大北上(岩手)に10―0で大勝した。
大会は32校が参加し、決勝は来年1月7日に神戸ユニバー記念競技場で行われる。
▽1回戦
鳴門渦潮 2-1 花咲徳栄
2―0
0―1
▽得点者【鳴門渦潮】新堀、岡
【花咲徳栄】加瀬田