4月1日から「アオアヲナルトリゾート」に名称変更される「ホテルルネッサンスリゾートナルト」=鳴門市鳴門町土佐泊浦

 徳島県鳴門市鳴門町のホテル「ルネッサンスリゾートナルト」は4月1日から、「アオアヲナルトリゾート」に名称変更する。2020年に開業30周年となるのを控え、ブランドを再構築するのが狙い。伝統工芸体験などを強化するほか、今年秋から客室などを順次改装する。

 同ホテルを運営しているエイチピーデイコーポレーション(大阪市)が、「ルネッサンス」ブランドを展開する米ホテルチェーン・マリオットグループとの契約をやめ、オリジナルブランドを立ち上げる。独自色を打ち出して顧客満足度を高めるのが狙い。経営体制は変わらない。

 「アオアヲ」は、阿波藍や青色LEDなどの「青」と、青の語源とされ「会う」を意味する大和言葉「アヲ」を組み合わせた。宿泊客と徳島、地元住民との出会いの場として魅力創出を目指す。

 名称変更に合わせて4月から1年間、「阿波の国祭り」と銘打ち、レストランで生マグロの解体ショーを毎日行うほか、大谷焼の絵付け、藍染といった伝統工芸体験や、海での自然体験のメニューを強化する。

 19年秋からは208室ある客室や温泉大浴場、ロビー、レストランなどを順次リニューアル。営業は続けながら工事を進め、21年中の完成を目指す。

 ホテルは、1991年に「マジィリゾートナルト」の名称で開業し、94年に現在の名称に変更した。高橋裕二執行役員ジェネラルマネージャーは「宿泊客や従業員ら、ホテルに関わる人全てに満足してもらえる場所にしていきたい」と話している。