守備陣に動き方などを伝えるアベルヘッドコーチ(右から4人目)=高知市の春野総合運動公園球技場

 J2徳島ヴォルティスの1次キャンプ2日目は17日、高知市の春野総合運動公園球技場で行われ、選手たちは午前と午後の計4時間、汗を流した。守備に力点を置いた午前の練習ではアベル新ヘッドコーチが位置取りなどを指導。選手らは互いの距離感を意識しながら懸命に取り組んだ。

 局面での数的優位などを意識する「ポジショナルプレー」に詳しいアベルコーチ。助言の一つが選手同士の距離感で「組織的サッカーに必ず求められること」と強調した。ピッチでは守備の選手を集めて具体的な動きやカバーの入り方を丁寧に説明した。

 ゴール前の空中戦で高さを発揮したDF鈴木大は「組織としてどう守るかが大事。周りとのつながりを意識したい」と汗を拭った。ロドリゲスサッカーを熟知するベテランも刺激を受けていた。徳島で5季目を迎えたDF石井は「細かい点まで説明してくれるのでやりやすい」と話した。

 ロドリゲス監督は「(アベルと)攻守二手に分かれて指導できるので時間が節約できる」とにっこり。逆に崩し方もいくつか試せたと話し「いい内容だった」と2日目を総括した。

 3日目の18日は選手の疲労を軽減するため午前の練習を休み、午後は3時から。最終日の20日は午前11時半から同所で、高知大と今季初の練習試合を行う。