写真を拡大  床櫻なつ美さん

 徳島市の高校2年生のシンガー・ソングライター床櫻(とこざくら)なつ美さん(16)が、インターネットテレビ局AbemaTVの番組「日村がゆく!」の企画「高校生フォークソングGP」で優勝した。審査を務めたお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀さんらから歌声や楽曲を絶賛されたことで、SNSを中心に反響が広がっている。

 「高校生フォークソングGP」は、全国から音楽好きの高校生が参加して歌唱力や楽曲の完成度を競う人気企画。毎回4組の出演者の中から優勝者を決めており、各回の優勝者の中で頂点を決めるグランドチャンピオン大会も開かれている。

写真を拡大 「日村がゆく!」の「高校生フォークソングGP」で「生チョコ」を披露する床櫻なつ美さん(AbemaTV提供)
写真を拡大  床櫻さんのパフォーマンスを絶賛するバナナマン日村勇紀さん(AbemaTV提供)

 床櫻さんは番組関係者から誘いを受け、昨年12月12日放送の第2シーズン第3回に出場し、高校の男性教諭に片思いしていた「甘くてほろ苦い」体験を基に作詞・作曲したボサノバ調の曲「生チョコ」を、ギターの弾き語りで歌い上げた。

 曲を聴いた審査員の日村さんからは「すげえ人来ちゃったよ。超良かった」と称賛されたほか、ミュージシャンのサイトウ〝JxJx〟ジュンさんと澤部渡さんからも「曲がキャッチーだ(親しみやすい)」などと評価され、見事優勝した。

 

 AbemaTVの公式ユーチューブで床櫻さんの歌唱の一部が公開されると、1カ月足らずで視聴回数が約50万回に到達(公開終了)。コメント欄やSNSには「歌声が心地よい」「曲がおしゃれ」といった評価が数多く寄せられた。

 大きな反響について床櫻さんは「プロを含む多くの方から評価していただけて今後の活動に自信が持てた」と手応えを強めている。近く開かれるグランドチャンピオン大会にも出場予定で、多くの視聴者に曲を届けようと練習に励んでいる。

 

 床櫻さんは、2010年12月に結成された小学生バンド「しんまち七色ばんど」のボーカル兼ギターを経て、17年からソロの音楽活動を本格化。県内外のライブイベントに出演し、エフエムびざんのパーソナリティーとしても活躍している。

 床櫻さんは高校卒業後に関東の大学へ進学し、プロを目指して音楽活動を広げていく計画で「等身大の自分を投影した曲を作り、自然体で歌うことで、聴く人に共感してもらえるようなミュージシャンになりたい」と夢を膨らませている。

写真を拡大  床櫻なつ美さん