猪子寿之代表

 スイスで22~25日に開かれる「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)に、徳島市出身でデジタルアート制作集団・チームラボ(東京)の猪子寿之代表(41)が出席する。世界のアートシーンを席巻するリーダーとして招かれ、24日の分科会で登壇する。

 今年のダボス会議は「第四次産業革命」をメインテーマに、350以上の分科会で議論を掘り下げる。猪子代表は「別世界のビジョンを創る」と題した会合に、24日午後1時半(日本時間午後9時半)から出席。「境界のないアート」をテーマに、東京・台場の「チームラボボーダレス」、豊洲の「チームラボプラネッツ」、佐賀県武雄市の御船山楽園での野外展示の3展示会を紹介する。

 猪子代表は2001年、東京大工学部卒業と同時にチームラボを起業。徳島市の「とくしまLED・デジタルアートフェスティバル」に作品を出品するなど国内外で活躍している。16年には中国で開かれた「夏季ダボス会議」に出席し、デジタル技術を駆使したアートについて語った。

 猪子代表は「世界は自分の一部であることと、長い時間の連続性の上に生命が存在していることを伝えたい」と話している。

 会議には110カ国・地域から3千人以上が参加。安倍晋三首相やメルケル独首相をはじめ、世界的企業のトップやNGOなどが意見を交わす。県内からは、ごみ排出ゼロを目指す上勝町のNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーの坂野晶理事長(29)が共同議長として、全4日間出席する。