サッカーJ2の徳島ヴォルティスは、11日に今季リーグ戦のホーム最終戦(午後2時キックオフ)を鳴門ポカリスエットスタジアムで迎える。リーグ戦も残り2試合、J1昇格プレーオフ進出を懸けた争いがますまず激しくなる中、ファン、サポーターによるスタジアムでの声援は欠かせない。大勢の観衆で、プレーオフ進出を争うライバルとの戦いに臨むヴォルティスを後押ししたい。

J1昇格を願い、声援を送るサポーター=2017年11月5日、松山市のニンジニアスタジアム
ホーム最終戦、サポーターも記録に挑むチャンス クラブのJ2での年間入場者数

プレーオフ進出を懸け、勝ち点を積み上げてきた選手たち。後押しするサポーターもクラブ記録に挑めるチャンスがある。J2リーグ戦でのクラブの年間入場者数の記録だ。徳島が2005年にJリーグに参入して以降、リーグ戦の年間最多入場者数はJ1時代の2014年に記録した15万1034人だが、J2では2009年の10万5897人が最多。今季はすでに9万7589人が来場していて、あと8309人で上回る。来場者が多く見込まれたゲームで天候に泣かされたものの、大雨の中でもホームゲームに駆け付けたサポーターたちが、チームの勝ち点同様に積み上げてきたからこその記録。クラブのシーズン得点記録など、歴史を塗り替えてきた選手たちとともに、サポーターも新たな数字を打ち立てたい。

1試合平均では2011年の5207人が最多

J2で年間最多の入場者数だった2009年はシーズン51試合制で争われ、ホーム戦は現行より5試合多い26試合だった。J2リーグ戦の1試合平均の最多は、徳島が初めてJ1昇格争いをした2011年(ホーム戦全19試合)の5207人。今季(ホーム戦全21試合)、これを上回るには最終戦で1万1758人の来場が必要だ。クラブが今季の目標に掲げる1試合平均の5500人達成には、1万7911人が必要で、ポカリスエットスタジアムの収容人数に匹敵する数字。簡単な数字ではないが、どれだけ迫れるかにも注目だ。

アウェー戦でスタンドを青く染めたヴォルティスのサポーター
ホームのようだった愛媛戦 「さらに多くの声援で後押し」MF岩尾

5日に松山市のニンジニアスタジアムで行われた「四国ダービー」の愛媛FC戦は、アウェーにもかかわらず、1000人を超える徳島サポーターが詰めかけ、ゴール裏を青く染めた。徳島の選手を後押しする声援がスタジアムに響き、最後まで選手に力を与えたようだった。サポーターの声が相手のミスを誘うように見られた場面もあった。試合後、キャプテンのMF岩尾は「本当にたくさんの人に来てもらって、ホームのような声援を送っていただいて力になった」と、愛媛まで訪れたサポーターへ感謝の言葉を口にした。今後は昇格プレーオフ進出を狙うライバルたちとの直接対決が控える。「さらに多くの声援を送っていただけたら、より力になる。ここ一番の声援を送ってもらって僕らを後押ししてほしい」と願った。

愛媛戦でサポーターの声援を背に、プレーする岩尾主将