徳島新聞社は書籍「第九永遠(とわ)なり 鳴門初演100年」を増刷し、1月21日、注文発送を再開した。

 初版は1500冊印刷し、2018年12月20日から徳島県内主要書店や徳島新聞販売店、インターネット販売サイトで売り出した。大口の買い取り先はあったものの、本社の在庫1200冊のうち、謹呈分を除く1003冊が19年1月4日までに完売し、在庫切れのため注文発送を一時中止した。書店売り300冊も半数以上が売れ、発売後わずか2週間で、一部を修正して500冊増刷することを決めた。

 年明けからも購入申し込みが相次ぎ、発送を再開した1月21日時点で、既に増刷分から103冊が売れている。

 同書は全国各地から注文があるのが特色。地方紙9紙が読書欄などで紹介してくれたほか、抜群の知名度を誇る指揮者・佐渡裕さんが帯の推薦文を引き受けてくれたことが影響し、同日までに徳島以外の19都道府県で177冊が売れた。

 現在、初版本の取り扱いは県内主要書店の店頭だけで、残りわずかとなっている。

 本書は、第1次世界大戦中、鳴門市大麻町にあった板東俘虜収容所でベートーベンの交響曲「第九」が日本で初めて全曲演奏されてから2018年6月で100周年を迎えたのに合わせて出版した。本紙1面で掲載した同名の長期連載を加筆修正し、記念イベントの様子も盛り込んだ。

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