五角あんどんを受け取り、喜ぶ牟岐中生=同校

 ■五角あんどん(牟岐町)

 受験シーズンを前に牟岐町の建具職人杉本大亘さん(84)が22日、牟岐中3年生33人に、地元の伝統工芸あんどんを五角形にした「五角あんどん」を贈った。合格と五角の語呂合わせ。

 木製の五角柱で、1辺の長さ6センチ、高さ11センチ。事前に生徒が「受験合格」「勉強がんばる」と書いた紙を木枠に貼った。「高校生になっても一緒に遊ぼう」などと生徒がメッセージを一緒に書いたものもある。

 建具製作の途中で出た端材を利用し、仕事の合間を縫って昨年12月に作り始めた。杉本さんは「あんどんが生徒の努力を後押しできればうれしい」と話している。

 あんどんを手にした生徒は「きれいな作品でとてもうれしい。受験勉強をもっと頑張ろうと思った」と喜んだ。

 五角あんどん作りは5年目。

 

わら草履を手にする会員=三好市池田町

 ■わら草履(三好市)

 三好市池田町出合地区の住民グループ「出合草鞋の会」が、池田中3年生72人に贈るわら草履を手作りした。22日、地元の光明寺で祈願してもらい、草履に「御守護 未来招福」のシールを貼った。23日に贈る。

 会員19人が1月上旬の4日間、池田町内の活動拠点に集まって編んだ。かばんに入れられるよう縦約10センチ、横約5センチの大きさにして紅白の鼻緒を付けた。谷美千代会長(71)は「中学卒業後の進路をしっかりと踏みしめながら歩いてほしい」と話した。

 2016年から毎年贈っている。