公開された新型特急2700系=香川県のJR四国多度津工場

 JR四国は23日、新型ディーゼル特急2700系を香川県の同社多度津工場で報道陣などに公開した。高徳線で2017年に導入した2600系のデザインを踏襲しつつ、車体の下部をスリム化し精悍な印象に仕上げた。秋にも土讃線で営業運転を始め、将来は高徳線でも走らせる。

 カーブを高速で走るための仕組みとして、車体を傾けて遠心力を緩和する「振り子式」を採用。車体の下部を絞り込んだ結果、窓側の座席の足元が狭くなる問題があったが、空調機器の配置を見直してスペースを確保した。

 インバウンド(訪日外国人客)の増加に対応し、デッキの荷物置き場を設けたほか、全座席にコンセントや大型のテーブルも備えた。

 価格は1両3億5千万円。これまでに4両が納入されており、20年度までに40両を順次購入する。