徳島県出身のシンガー・ソングライター米津玄師さんが1月19、20の両日、全国アリーナツアー「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎(せきつい)がオパールになる頃」の開幕を飾る公演を地元・徳島で開きました。残念ながら今回、米津さんご本人を取材することはできませんでした。

 既にご報告の通り、記者は家族4人で20日の公演を鑑賞させていただきました。非常に素晴らしい公演で大満足だったのですが、公演内容を明かすような感想は書けず、写真を載せることもできません。そこで、今後の公演に参加される方のお役に立ちそうな情報を3点、記しておきたいと思います。

 ▶ガチャは売り切れで買えず

 まず、グッズ販売について。記者が参加したのは2日連続公演の2日目で、会場を訪れたのは開場1時間前でした。米津さんがデザインしたとみられる9種類のフィギュア「リイシューオールスターズ2」を「ガチャ」で購入予定だったのですが、既に売り切れており、タオルだけ購入しました。

 他にも「TEENAGE-T」は2日とも早い時間帯に売り切れたそうです。本来は禁止されているのですが、グッズ購入のために販売開始時間のかなり前から長蛇の列ができていました。徳島よりも来場者が多い今後の公演会場では、グッズ争奪戦がさらに過熱するのは間違いないでしょう。

 一方で、フィギュアなどは早々にインターネットオークションで購入価格の数倍で売りに出されていました。米津さんのファンですらなく、最初から転売目的で購入した人のせいで、米津さんのことが本当に大好きでグッズを買いたかった人の手に入らなかったとしたら、とても残念で悲しいことです。

 チケットがなくても買えるグッズの転売を防ぐことは、チケット転売を防ぐこと以上に難しいかもしれません。ただ、ツアー開始前にグッズを受注販売するなどしていただければ、ある程度の抑止効果はあるでしょう。ファンの負担軽減にもつながるので、ぜひ検討していただきたいと思いました。

 ちなみに、グッズ販売コーナーは会場の外にあります。いったん会場に入ってしまうと再入場はできないのですが、少なくとも徳島では終演後にも一定時間販売されていたようです。欲しい商品が売り切れてしまっている可能性はありますが、終演後の方がゆっくりと品定めできるかもしれません。

 ▶入場時の本人確認は徹底

 次に、入場時の手続きについて。入場の際にはスマートフォンに表示させた電子チケットと、本人確認の書類を係員に提示し、チケットに記された氏名と書類の氏名が合っているかどうかのチェックを受けます。徳島では本人確認はランダムではなく、100パーセント実施されていたようです。

 本人確認書類は免許証やパスポートなどの顔写真入りの物なら1点、住民票やクレジットカードといった顔写真なしの物なら2点必要です。「うちの学校では学生証がないけど、どうしたらいいの?」といった相談がネットで散見されましたので、早めに主催者に問い合わせることをお薦めします。

 本人確認に時間がかかりますので、開演時間の1時間前に入場が始まった徳島では、列の最後尾に並んでから入るまでに最大20~30分かかったのではないでしょうか。本人確認後に電子チケットのバーコードを読み取り機にかざすと座席指定券を渡され、ここで初めて自分の座席が分かります。

 ▶写真撮影で紅白の感動再現

 最後に、写真撮影スポットについて。リイシューレコードのツイッターでも紹介されていますが、会場内には写真撮影用のスポットが設けられ、米津さんが大塚国際美術館から紅白歌合戦に出演した際に頭上に飾られていた花の傘の下と、ツアータイトルが書かれたパネルの前で写真を撮れます。

 徳島では2つが1箇所に集約されていて、係員にスマートフォンを預けると計2枚の写真を撮ってくれました。当然ながら順番待ちの行列ができており、記者が並んだ時には前に50組近くがいたのですが、撮影は流れ作業でスムーズに行われていたので、20分程度で撮り終わりました。

 ただ、前述のように入場にも時間がかかりますので、徳島よりも来場者が多い会場では開演までのわずか1時間の間では撮影できない方が多く出るかもしれません。徳島では終演後にも撮影が行われておりましたので、開演前に撮影できなくても諦める必要はないと思います。

 花の傘の下には「例のキャンドル」もあり、紅白のイメージがバッチリ再現されています。ツアータイトルのパネルは「アイネクライネ」のミュージックビデオに出てくるようなパステルカラーのマーブル調の背景に、ツアーキャラクターの「せきついくん」「せきついさん」が描かれています。

 報告は以上です。徳島公演に参戦された方が既にSNSで紹介されている内容も多いと思いますが、少しでもお役に立てていただければ幸いです。チケットをお持ちの方もグッズ購入だけの方も、忘れ物と体調管理に注意してツアーを大いに楽しみ、「米津愛」をより深めていただければと思います。