前線で存在感を増しているMF野村(左)とFW清武(右奥)=宮崎市の県総合運動公園ラグビー場

 選手の約半数が入れ替わったJ2徳島ヴォルティスの宮崎2次キャンプで、新加入組が存在感を高めている。特に前線のキーマンになりそうなのが昨季3位の横浜FCから加入したMF野村直輝とジェフ千葉から新加入のFW清武功暉。24日の練習でも突破に、シュートにと幅広く攻撃に絡んだ。

 昨季5得点4アシストをマークした野村。的確な判断と位置取りでボールを動かし、時には自ら仕掛けてチャンスをつくる攻撃センスは本物だ。

 「少しずつ動けるようになってきたが、まだまだ。誰とでもしっかり連係できるようにならないと」と意欲的。チャンスでは自ら積極的にシュートを放ち「何が何でも自分が点を取るというタイプではないが、ゴールは意識している」と話す。

 野村やFW河田篤秀らといい連係を披露しているのが清武。高知キャンプではパスが合わない場面もあったが「(戦術で)やるべきことがはっきりしてきた。良い感じだと思う」と手応えを強調する。

 千葉では昨季こそ3得点だったが、1年目の2017年には11得点を挙げている。特に長い距離でも枠を捉える強烈なシュートは魅力だ。「自分の持ち味の一つ。徳島は昨年ミドルが少なかったと聞いているので積極的に狙いたい」と意気込む。大分県出身でキャンプ中の練習試合には家族も訪れる予定で「連係もコンディションも上げてゴールという形でアピールできれば」と話す。

 2人の他にもDF田向泰輝や藤田征也、MF鈴木徳真ら新顔が手堅いプレーを見せている。今後、既存選手との競争も激しさを増しそうだ。