怪フォーラムに向けて人形劇の練習をする山城・大歩危妖怪村のメンバー=三好市山城町の旧上名小学校

 妖怪伝説が残る徳島、鳥取、岩手3県の連携イベント「怪フォーラム」が26、27の両日、京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで開かれる。3県以外で開催するのは初めて。外国人観光客の多い京都を舞台に妖怪の魅力を発信する。

 徳島からは三好市の住民団体「四国の秘境山城・大歩危妖怪村」のメンバー25人が参加。地域の史実と妖怪伝説を組み合わせた創作人形劇や妖怪パレードでイベントを盛り上げる。

 26日は、小説家の京極夏彦さんや国際日本文化研究センターの小松和彦所長ら4人による「お化け大学校特別講座」と、3県知事らが妖怪文化を語る「妖怪大談義」がある。

 27日の妖怪パレード「節分おばけ仮装百鬼夜行」では、山城・大歩危妖怪村のメンバーが、マンガミュージアムと世界遺産・二条城の間を練り歩く。

 マンガミュージアムでは両日、山城・大歩危妖怪村の「妖怪村一座」の7人が人形劇を披露する。約700年前の旧上名村を舞台に妖怪と人間の共生を描く内容で、昨年11月に三好市で開いた妖怪まつりで初上演した。座長の岡瀬享集(たかとし)さん(61)=同市山城町西宇=は「山城の妖怪で参加者を楽しませたい」と意気込んでいる。

 フォーラムは今回で7回目。2012年から3県が持ち回りで行っていた。前回で2巡したため、より多くの人に妖怪の魅力を伝えようと都市部で開くことにした。