セミナーでジビエ料理を楽しむ参加者=徳島市の徳島グランヴィリオホテル

 野生鳥獣肉(ジビエ)の利活用策を探る「第5回日本ジビエサミットin徳島」(日本ジビエ振興協会主催)は2日目の25日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで、消費拡大に向けた取り組みを紹介する講演やセミナーがあり、延べ約1500人が訪れた。

 ソムリエの田崎真也さんが「国産ジビエの楽しみ方」と題して基調講演。田崎さんはシカ肉にソースを添えて肉の風味を生かすフランス料理に対して、日本のジビエ料理は臭みを消す調理法が多いことを説明し、「ジビエ料理に和のテイストを加えると、日本の食文化として定着するのではないか」と話した。

 アスリート食としての可能性を探ったり、解体施設での衛生管理のポイントを紹介したりする11セミナーもあった。料理セミナーでは、シカのスネ肉を使ったスダチ鍋の試食もあり、参加者は「臭みがなくておいしい」「食感がいい」と満足そうだった。

 移動式の解体車「ジビエカー」の展示のほか、企業や大学による出展ブースもあった。

 最終日の26日は、シカ革コインケースの制作体験や、ペットフードとしての利活用などをテーマにした講演やセミナーがある。