徳島市中央卸売市場(同市北沖洲4)で5日早朝、新春の初競りがあった。新鮮な魚介類や野菜、果物がずらりと並び、競り人の威勢のいい掛け声が場内に響いた。
水産物部では午前5時20分から初市行事があった。遠藤彰良市長が「食品の消費形態や流通構造など市場を取り巻く環境は変化しているが、県民の台所としての役割はこれまでと変わらない」などとあいさつし、三本締めで商売繁盛を祈願。市長が鳴らした鐘の音を合図に競りが始まり、マグロやハマチ、サワラなどが次々に競り落とされた。
この日の水産物の入荷量は前年より3トン多い55トン。相場は例年並みで、1キロ当たりの最高値はアワビの5400円だった。
午前6時20分からは青果部でも初競りが行われた。
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