第64回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)最終日の6日、16郡市のゴール後、徳島市のJRホテルクレメント徳島で閉会式があり、2年連続35度目の優勝を飾った鳴門市に優勝旗が贈られた。大会最長の38区など2区間を制した大西亮(小松島市)と、同じく2区間で区間賞の福良郁美(阿南市)が最優秀競技者(MVP)に輝いた。大西は大会史上初の4年連続で、福良は初受賞。
閉会式では、卯木英司大会長(徳島陸協会長)が鳴門市の賀好行彦監督に優勝旗を手渡した。新人賞には児島雄一郎(阿南市)戎井那奈(海部郡)が選ばれた。
米田豊彦名誉大会長(徳島新聞社社長)が「名東郡が52年ぶりにフル出場し、盛大にゴールを迎えることができた。選手を育成する全郡市の皆さんの努力に敬意を表します」とあいさつし、3日間の熱戦が幕を閉じた。
閉会式前、ゴール地点の徳島市幸町の新聞放送会館別館前では、優勝した鳴門市の選手らがアンカーの和家睦昌を胴上げして喜び合った。
MVP、新人賞を除く表彰チーム、選手は次の皆さん。
【チーム表彰】敢闘賞 第1日=吉野川市、第2日=三好市、第3日=那賀郡▽躍進賞 美馬郡▽努力賞 阿波市、勝浦郡、名東郡、三好郡▽中学生総合優勝 阿南市、2位美馬市、3位板野郡▽女子総合優勝 阿南市、2位海部郡、3位美馬市
【個人表彰】敢闘賞大倉秀太(吉野川市)松下稜(三好市)平井駿(那賀郡)▽優秀競技者 吉田鐘、松本葵、三岡大樹、奥谷裕一(以上鳴門市)赤澤京弥、小松亜門、楠本憲司、志摩銀河、緒方美咲(以上徳島市)本田叶夢、大平祐生(以上小松島市)小林璃々(阿南市)
◆特別協賛=大塚グループ(大塚製薬、大塚製薬工場、大鵬薬品工業、大塚倉庫、大塚化学、大塚食品)協賛=全労済徳島推進本部
<お礼> 県内16郡市のチームが4日から6日までの3日間、新春の阿波路で健脚を競った「第64回徳島駅伝」は無事、閉幕しました。ご支援、ご協力を賜りました徳島県教委、市町村、警察、自衛隊、日赤など関係者の皆さまに厚くお礼申し上げます。県内各地で交通規制にご協力いただき、ご声援くださいました県民の皆さまにも心から感謝いたします。ありがとうございました。(徳島陸上競技協会、徳島県、徳島新聞社)