徳島県美馬市の市観光大使で華道家の假屋崎省吾さんが手掛けた作品が並ぶ華道展「うだつをいける-美来創生-」が7日、同市脇町のうだつの町並みにある市指定文化財・吉田家住宅で始まり、初日から大勢でにぎわった。2月18日まで。
モミジや松、シンビジウムなどを大谷焼のつぼに生けたり、黄や青に塗った竹を用いたりした47点が並んだ。青いチョウに見立てた置物を飾った作品などもあり、来場者は興味深そうに見入っていた。
近くの脇町劇場オデオン座ではオープニングイベントがあり、假屋崎さんがフルートの生演奏に合わせ、即興でユリやバラなどを生けた。吉田家住宅前では市無形民俗文化財の三味線餅つきや関係者によるテープカットで開幕を祝った。
老人会の会員18人と訪れた香川県さぬき市の三好智恵子さん(70)は「着物と花のコラボレーションが素晴らしかった」と話した。
午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料510円。問い合わせは市観光協会<電0883(53)8599>。
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