主催者から表彰状を受け取る津乃峰小児童=神戸市

主催者から表彰状を受け取る津乃峰小児童=神戸市

 優れた防災教育や活動を顕彰する本年度の「ぼうさい甲子園(1・17防災未来賞)」(兵庫県など主催)の表彰式・発表会が7日、神戸市の兵庫県公館であり、最高位のグランプリに選ばれた津乃峰小学校(阿南市)など徳島県内の5団体が表彰を受けた。
 
 入賞した全国の学校・団体から約300人が参加。津乃峰小は4、6年生6人が出席し、井戸敏三兵庫県知事らから表彰状や記念品を受け取った。活動発表では、保育所への出前授業や抜き打ちの防災訓練、手作り防災頭巾などの取り組みを説明し「地域との防災学習を進め、みんなで助かる津乃峰町をつくっていきます」と宣言した。
 
 参加した6年の多田凜花(りんか)さん(12)は「大人任せではなく、子どもも地域を引っ張っていけるよう、これからも活動を続けていきたい」と話した。
 
 本年度のぼうさい甲子園は小中高校と大学の4部門に130校・団体の応募があった。
 津乃峰小以外の県内入賞団体は次の通り。
 
 [だいじょうぶ賞]こどもプロジェクト1・2・3(石井町)、那賀高校(那賀町)[フロンティア賞]撫養小5年生(鳴門市)[継続こそ力賞]津田中防災学習倶楽部(徳島市)