ギネス記録に認定されたコサージュ展示に見入る来場者=美馬市脇町の吉田家住宅

ギネス記録に認定されたコサージュ展示に見入る来場者=美馬市脇町の吉田家住宅

 華道家の假屋崎省吾さんの華道展「うだつをいける-美来創生-」が行われている同市脇町の吉田家住宅で7日、地元住民らでつくる「うだつまつり実行委員会」は会場でコサージュ展示のギネス記録に挑戦し、7585個で「世界で最も多いコサージュ展示」に認定された。
 
 コサージュは、住民や市観光協会職員らがシンビジウムの生花や葉に色とりどりのリボンを取り付けて手作り。吉田家住宅の蔵2階の壁や台の上に展示され、ギネス公式認定員のマクミラン舞さんが証人6人と一緒に2時間かけて審査した。
 
 近くの脇町劇場オデオン座で審査結果の発表があり、マクミランさんがギネス記録認定を伝えると会場からは大きな拍手が起こった。マクミランさんから公式認定証を受け取った假屋崎さんは「市民の皆さまのお力によってギネス認定となりました。本当にありがとうございます」と話した。
 
 コサージュ展示の記録はこれまでになかったため、国内の認定団体が標準記録を5千個と設定。数えた後、5分以上展示することを条件にしていた。
 
 コサージュは当面展示され、後日、来場者に販売する。