セットプレーの練習を繰り返す徳島イレブン=宮崎市の県総合運動公園ラグビー場

徐々にコンディションを取り戻しているMFシシーニョ

 J2徳島ヴォルティスは27日午前11時半から、宮崎市の県総合運動公園ラグビー場で、金沢と練習試合を行う。2次キャンプ最初の試合を前に、26日はセットプレーなどを重点的に練習した。

 攻守の2班に分け、キッカーを変えながらCKやFKを試した。DFのバイスは高さを発揮して手堅くクリア。攻撃側もMFチャキットやFW清武らがこぼれ球に素早く反応した。セットプレー以外にも2班で実戦的なミニゲームを行い、ボールの運び方や連係を繰り返し確認した。

 MF小西はFKでキッカーを務めたが決定機をつくれず、「まだまだ精度が足りない」と反省。連係についても「組み立てで共通意識はできてきたが、さらに質を上げていかないと」と表情を引き締めた。

 金沢には昨年10月のホーム戦で0-3と完敗している。互いにメンバーが入れ替わったとはいえ、しっかり勝ってネガティブな印象を払拭(ふっしょく)したい。岩尾主将は「練習試合だが、戦う姿勢を前面に出すことが大事。良いテンションでシーズンの始まりだと思ってやる」と、イレブンの意気込みを代弁した。

 6月にアウェー、9月にホーム戦を戦う金沢。ロドリゲス監督も「(シーズン本番に向けて)リアリティーのある試合」と強調した。新生徳島の実力度を占う意味でも見どころは多そうだ。

 MFシシーニョ けがの回復順調
 
 けがでリハビリ中のMFシシーニョが順調に回復している。宮崎キャンプでは全体練習にも一部参加。「仲間と久しぶりにボールを蹴り合って楽しかった。コンディションは毎日上がっている」と笑顔を見せた。

 昨年は中盤の要として出場を重ねていたが10月の東京V戦で負傷。失速するチームを最後まで支えられなかった。それだけに完全復活への思いは強い。「早ければキャンプ最後の練習試合(2月3日)には間に合うんじゃないかな」と、願望も込めて話した。