送球練習に励む富岡西の選手たち=同校

 第91回選抜高校野球(3月23日開幕・甲子園)の出場校決定から一夜明けた26日、21世紀枠で選ばれた富岡西は同校グラウンドで練習を行い、夢舞台での勝利に向けてスタートを切った。

 インフルエンザなどによる欠席者を除く20人が、これまでと同様に校内や学校周辺を清掃した後、午前8時50分ごろに練習を開始。小川監督が「全国(の強豪)と戦わないといけない。気持ちもギアチェンジしてやっていこう」と呼び掛け、選手は大きな掛け声を響かせてランニングした。

 サッカー、ソフトボールの両部とグラウンドを共用した午前中は新しいボールを使い、ゴロの捕球や野手のカバー、送球練習など守備を中心にメニューをこなした。野球部OBらも激励に訪れる中、新たな気持ちで約3時間、汗を流した。

 午後は時折雪が強く降るなどしたため、実戦形式の全体練習を中止して視聴覚室に移動。昨年の選抜大会の映像を鑑賞しスタンドの大歓声など甲子園の雰囲気を疑似体験した。坂本主将は「たくさんの祝福を受け、実感が湧いてきた。引き締めていきたい」と話した。

 選抜大会出場のメンバー争いも本格化する。昨年の秋季大会では出番がなかった2年の片山は「試合で通用する練習を意識し、甲子園に立てるようにする」と話した。