J2徳島ヴォルティスは12日、鳴門ポカリスエットスタジアムがある鳴門市の大麻比古神社で、2014シーズン以来のJ1復帰に向けて必勝を祈願した。
岸田一宏社長をはじめ、選手28人とスタッフの計72人が参拝。選手のサインが記された大型の絵馬を掲げた本殿で、岸田社長とリカルド・ロドリゲス監督、選手代表のMF岩尾憲が玉串を献上した。斎主を務めた松永辰男禰宜(ねぎ)は「目標達成へ1年間、けがなく戦い抜いて」と一同を激励した。
神事を終えた岩尾は昇格プレーオフ進出を逃した昨年11月19日のリーグ最終戦を念頭に、「あの日、自分たちが止めた時間を再び動かすための一年が始まった、という気持ち。昨年以上のクオリティーを追求し、一つ一つ勝っていきたい」と抱負を述べた。ロドリゲス監督も「できるだけ早くJ1に上がれるようしっかり戦っていく」と、あらためて新シーズンに臨む思いを話した。