全日本空輸(ANA)の国内外94空港の業務スキルを評価する「空港カスタマーサービススキルコンテスト」で、ANA徳島空港所が小規模14空港の部門別最優秀賞に選ばれた。
受賞したのは、搭乗ゲートでの誘導スキルなどを競う「ゲート部門」。スタッフの笑顔やお辞儀、アナウンスの仕方、混雑時の列の誘導、搭乗券のエラー発生時の対応などで高い評価を受けた。
接客の様子を撮影した映像を基に本社役員や外部審査員が判定したほか、審査員が乗客に扮(ふん)した抜き打ち審査も行われた。
宮脇秀至徳島空港所長は「一人一人の顔を見た接客など、旅客数の少ない小規模空港ならではの持ち味を生かせた。ゲート以外での接客スキルも高めていきたい」と話した。
コンテストはスタッフ同士で接客スキルを競い、レベルを高めようと毎年行われ、今年で10回目。国内外94空港を旅客数や便数などの規模に応じ5グループに分けて実施している。