大学入試センター試験の初日の日程を終え、試験会場から出てきた受験生=13日、徳島大常三島キャンパス

大学入試センター試験の初日の日程を終え、試験会場から出てきた受験生=13日、徳島大常三島キャンパス

 大学入試センター試験は13日午後、国語と外国語のほか、英語のリスニング試験を実施し、初日の全日程を終えた。大雪の影響のほか、センター側の説明ミスもあり、全国24会場で試験時間の繰り下げがあった。徳島県内の4会場では大きな混乱はなく、リスニング機器の不具合もなかった。
 
 センターによると、交通機関のトラブルで会場への到着が大幅に遅れたり、監督者のミスで正規の試験時間を確保できなかったりしたとして、全国で計5人が地理歴史・公民や外国語の再試験対象となった。

 徳島県内の会場別志願者数は、徳島大1898人、鳴門教育大480人、徳島文理大361人、四国大273人。教科別受験者は地理歴史・公民2823人(受験率93・7%)、国語2887人(95・9%)、外国語2887人(95・9%)、英語リスニング2885人(95・8%)だった。

 例年、受験者数が最も多い外国語(筆記)は志願者の94・1%に当たる54万8465人が受験。国語は90・1%の52万4726人、地理歴史・公民は81・0%の47万1932人が受けた。

 2日目の14日は理科と数学の試験を実施する。

      ◇

 徳島新聞の朝刊22~33面に大学入試センター試験第1日の問題(一部略)と全解答・配点を掲載しました。