
関口修司さん(左端)の講演を聞く教員ら=徳島新聞社
第22回徳島県NIEセミナー(県NIE推進協議会、県教委主催)が24日、徳島市の徳島新聞社であり、教員ら約40人が教育現場での具体的な新聞活用法などについて知識を深めた。
日本新聞協会NIEコーディネーターの関口修司さんが「書く力・読む力の危機を救うNIE」と題して講演。高校生の読書量や書く力が低下していることなどを示すデータを見せながら「全ての学習のベースとなる教養である『背景知識』を持つために、新聞や本を読むことが必要。新聞の良さを伝える実践をやっていってほしい」などと話した。
本年度のNIE実践指定校になっている三庄小(東みよし町)、川田小(吉野川市)、椿町中(阿南市)の担当教諭による独自の取り組みや成果の報告もあった。