サッカーJ2の徳島ヴォルティスは、8月11日午後7時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで横浜FCと対戦する。ヴォルティスはリーグ戦2連敗中で、上位争いに踏みとどまるために勝ち点を落とせない1戦。翌日には徳島市の阿波踊りへの参加も控えているだけに、勝利の歓喜とともに踊り込みたいところだろう。

演舞場に踊り込んだヴォルティス連=2016年8月12日

◆阿波踊り直前 2009年以降はJ2で負けなし

J2に昇格した2005年から「ヴォルティス連」として、毎年阿波踊りに参加している。阿波踊り直前の試合の勝敗は12試合で4勝3分け5敗と負けが先行しているが、J2では4勝3分け4敗と五分の成績。J2昇格後の4年間(3年連続最下位の苦しい時期もあり)、負けが続いていたが、2009年に初勝利を挙げてから、J2では4勝3分けと負けなしだ。踊り子たちの熱気やパワーが高まるとともに、ヴォルティスも強さを増しているのかもしれない。

阿波踊り直前のヴォルティスの試合結果 ※2014年はJ1

◆「勝ちを祝いながら踊りたい」 ロドリゲス監督

今季から就任したリカルド・ロドリゲス監督にとって、阿波踊りは初めて。指揮官は「スタジアムでいい試合をして、喜んでもらいたい」と、まずは横浜FC戦での勝利を誓う。さらに翌日の阿波踊りに対しては「勝ちを祝いながら阿波踊りをしたい」と意気込み、喜びを分かち合いながら、踊りを楽しみたい様子。5日のジェフ千葉戦から、11日の横浜FC戦、16日のツエーゲン金沢戦、20日のレノファ山口戦と夏の厳しい連戦中だが、コンディション維持に努めて臨んでいく構えだ。「ディテールにこだわりたい」と細部を改善し、シュート、ゴールへつなげていく。ちなみに、阿波踊りのレッスンを2回ほど受けているが「ダンスは苦手」だそう。

◆ファン感謝際前の再現を

阿波踊りの話になると、ロドリゲス監督から第21節の愛媛FC戦(7月1日)の話が飛び出した。ファン感謝祭を翌日に控えた試合で、徳島が4-1で勝利を収めた。スタジアム外で、多くのファンを前にするイベントを控えた試合で、良い結果を残したことが、阿波踊り前の試合にも重なっているようだ。「良いイメージ」を持って試合に臨めそうで、指揮官の采配からも目が離せない。

◇ヴォルティス連の阿波踊り

8月12日午後6時10分ごろから、徳島市の藍場浜演舞場に踊り込む。徳島ヴォルティス応援大使の上野優華さんも参加する。監督・選手がどんな踊りを見せるかにも注目したい。

阿波踊りを楽しむヴォルティスの選手ら=2015年8月12日