徳島県立みなと高等学園(小松島市)の生徒らが制作していた同学園のマスコットキャラクター「みなっち」の着ぐるみが完成し、20日に開かれた文化祭で生徒たちに披露された。
着ぐるみは高さ約2メートルのウレタンスポンジ製。情報デザイン科の1年生6人が企画し、四国大生活科学科デザインコース2年生の協力を受け、昨年10月から制作を進めてきた。
全校生徒が集まった体育館にみなっちが登場すると、生徒たちは拍手と歓声で迎えた。胸に「M」の文字を張り付けて完成したみなっちは、手を振ったり写真撮影に応じたりしてさっそく愛嬌を振りまいた。
同学園1年生の中原大輝さん(16)は「みんなに受け入れられて達成感を感じた。子どもたちに喜んでもらえたら」とほっとした様子。四国大生の平岡佑麻さん(19)は「楽しそうに作ってくれ、私たちも楽しかった。いろんな行事に活用してほしい」と話していた。