徳島県内公立高校の2018年度入試のうち、スポーツや文化活動の実績を評価する特色選抜の願書受け付けが23日、各校で始まった。徳島新聞のまとめでは、初日の出願者は748人。24日午後1時に締め切られる。

 特色選抜は全日制30校の63学科・類で行われる。初日の出願者は、トップスポーツ校指定校(20校)の指定競技が185人、それ以外のスポーツや音楽などが563人だった。

 特色選抜の定員は726人で、全日制の総定員5815人の12・5%。内訳は指定競技が202人、指定競技以外が524人となっている。初日の出願で、指定競技以外では24校で募集定員に達した学科・類がある。指定競技も、城東の男子バスケットボールや城北の女子ハンドボール、徳島市立の男子サッカーなど一部種目で定員に達している。

 試験は2月1日に行われ、5教科の学力検査のほか、学校によって面接や実技がある。10日に合否結果を通知する。合格者は3月の一般選抜や2次募集に出願できない。

 那賀、阿波西が地元中学生を対象に行う連携型選抜と、県立みなと高等学園の願書受け付けも始まった。締め切りはいずれも1月24日午後1時。