徳島県内公立高校の2018年度入試のうち、スポーツや文化活動の実績を評価する特色選抜の願書受け付けが24日、締め切られた。県教委によると、出願者数は756人で前年度より79人少ない。平均競争倍率は1・04倍と前年度を0・09ポイント下回った。
特色選抜は全日制30校の63学科・類で行われる。出願者の内訳は、トップスポーツ校指定校(20校)の指定競技が186人、それ以外のスポーツや音楽などが570人だった。
平均競争倍率は、指定競技が0・92倍、指定競技以外が1・09倍。定員に達したのは、指定競技が12校の20種目、指定競技以外は24校だった。
指定競技で競争倍率が最も高かったのは、城西の男子ライフル射撃で3・33倍。指定競技以外では小松島の普通で1・67倍だった。
那賀、阿波西が地元中学生を対象に行う連携型選抜では、那賀に28人(前年度24人)、阿波西に39人(40人)が出願した。
特色選抜と連携型選抜を合わせた総出願者数は823人。県内出願者は前年度より82人少ない794人で、県内の中学3年生の12・0%を占めた。
県立みなと高等学園の1次募集は、定員32人に対して前年度より2人少ない53人が出願した。内訳は、病弱を伴う生徒が対象の商業ビジネスと情報デザインが計22人、知的障害を伴う生徒が対象の生産サービスと流通システムが計31人だった。各科の定員は8人。
特色選抜、連携型選抜、みなと高等学園(1次募集)の試験はいずれも2月1日。同10日に合否結果が通知される。