新春恒例の寒中水泳大会が28日、徳島市の新町川であった。冷たい風の中、大学生ら約20人が元気いっぱいの泳ぎを見せ、多くの見物人を沸かせた。
開会した午前9時時点で同市の気温は1度、川の水温は7度。徳島大の水泳部員2人が平泳ぎや背泳ぎを披露したのに続き、県内外の参加者5人が高さ約5メートルの新町橋から豪快にダイブした。最後は約10人が川に入り、立ち泳ぎをしながら「ヤットサー」のかけ声に合わせて阿波踊りを踊った。
5年連続で参加した徳島大大学院1年の香西将宏さん(23)は「これをやらないと1年が始まらない」と笑顔で話した。大会は新町川を守る会の主催で、今年で24回目。