徳島県内公立高校の2018年度入試のうち、スポーツや文化活動の実績を評価する特色選抜の試験が1日午前、全日制30校で始まった。出願者数は757人で、平均競争倍率は1・04倍(前年度1・13倍)となっている。
64人が出願した徳島科学技術高(徳島市)では、午前7時半ごろから受験生が中学校教員や保護者に付き添われ会場入り。同9時半のチャイムを合図に、学力検査Ⅰ(国語、社会、英語)と検査Ⅱ(数学、理科、英語)に取り組んだ。午後は実技と面接に臨む。
全体の出願者の内訳は、トップスポーツ校指定校(20校)の指定競技が186人で平均競争倍率は0・92倍。それ以外のスポーツや音楽などは571人で1・09倍となっている。
那賀、阿波西の両高校では地元中学生を対象にした連携型選抜の試験も行われた。出願者数は那賀28人、阿波西39人となっている。53人が出願している県立みなと高等学園の1次募集の試験もあった。