大塚国際美術館にオープンするカフェのイメージ図。正面はゴッホの名画を再現した撮影コーナー(同館提供)

大塚国際美術館にオープンするカフェのイメージ図。正面はゴッホの名画を再現した撮影コーナー(同館提供)

 徳島県鳴門市鳴門町の大塚国際美術館は、開館20周年を迎える3月21日、ゴッホをテーマにしたカフェ「CafeVincent(フィンセント)」をオープンさせる。

 フィンセントは、ゴッホのファーストネームで、地下3階フロアの一角に約120席分を用意する。ゴッホの名画「アルルのゴッホの部屋」に描かれた自室を再現した撮影コーナーも構える。

 メニューもゴッホの古里フランスや、画家として過ごしたオランダなどにちなんだ飲食を充実させる。

 ランチには、プロヴァンス風ハーブチキン(税込み1200円)や、オランダで人気のチーズを使ったスモークサーモンサンドウィッチ(同950円)など5品をそろえる。「ゴッホの大きな黄色いプリン」(同650円)といったデザートのほか、県産の野菜や果物を使ったスムージー(同600円)も楽しめる。

 オープンされる21日からは、原寸大の陶板画で再現したゴッホの「ヒマワリ」7点の常設展示も始まる。同館は「名画鑑賞と合わせてゴッホの世界を味わってほしい」と話している。