徳島県警察学校の試験でカンニングをしたとして、県警が男性巡査2人を所属長訓戒の処分としていたことが5日、分かった。処分は1月15日付。2人は依願退職した。
監察課によると、不正行為があったのは県警内部の成績評価を受けるための筆記試験で、昨年12月に行われた。2人は隣同士の席に座っており、試験中に答案用紙を見せ合う不正行為をした。
不審な行動に教官が気付き、試験終了後に確認したところ、2人とも不正を認めたという。
同課は「2人とも反省している。プライバシーに関わるため、詳細は明らかにできない」としている。