1万人目の来場者となり、記念品を受け取る小寺さん=徳島城博物館

1万人目の来場者となり、記念品を受け取る小寺さん=徳島城博物館

 徳島市の徳島城博物館で開かれている企画展「鐵華繚乱(てっかりょうらん)-ものゝのふの美」(実行委、徳島市、徳島新聞社主催)の来場者数が6日、累計1万人を突破した。

 1万人目となったのは、大阪府吹田市のアルバイト小寺ななみさん(26)で、午後1時ごろに来場した。吉村昇実行委員長と石井博徳島市教育長から認定証と記念品を手渡され、「日本刀に興味があり、『虎徹(こてつ)』を見に来た。初めて徳島を訪れて、良い思い出になった」と話した。

 企画展は1月13日に開幕した。国指定重要文化財の太刀「銘 有綱」「銘 一」「銘 備前國長船住近景(おさふねじゅうちかかげ)」をはじめ、平安時代から江戸時代に制作された名刀や甲冑(かっちゅう)、刀装具など約50点を展示している。人気アニメ「活撃 刀剣乱舞」の原画展も同時開催している。いずれも今月12日まで。